Oliveフレキシブルペイは審査が厳しい?審査基準と通過するコツを解説
Oliveフレキシブルペイの申し込みを検討しているものの、「銀行系カードだから審査に通らないかも」と不安を感じている方は多いでしょう。
結論からお伝えすると、Oliveフレキシブルペイの審査は銀行系カードにしては比較的通りやすい部類に入ります。
一般ランクであれば18歳以上(高校生除く)で申し込みでき、年収条件も設けられていません。さらに、デビットモードやポイント払いモードを選択すれば、クレジット審査なしでカードを利用開始できます。
この記事では、Oliveフレキシブルペイの審査基準や通過するためのポイント、万が一審査に落ちた場合の対処法まで詳しく解説していきます。
Oliveフレキシブルペイの審査は特別厳しくない
「銀行系カード=審査が厳しい」というイメージを持っている方は少なくないでしょう。確かに三井住友銀行が発行するカードではありますが、実際のところOliveフレキシブルペイは幅広い層を対象としたサービスです。
審査の難易度は選択する支払いモードやランクによって大きく変わります。クレジットモードには信用審査が必要ですが、デビットモードやポイント払いモードなら審査なしで利用可能。つまり、審査に自信がない方でもOliveのサービス自体は始められるわけです。
まずは全体像を押さえたうえで、自分に合った選択肢を見つけていきましょう。
銀行系カードだけど申し込み条件は広い
三井住友銀行が発行する銀行系カードと聞くと、どうしても「審査のハードルが高そう」という印象を受けがちです。しかし、Oliveフレキシブルペイの申し込み条件は意外なほどシンプルに設定されています。
一般ランクのクレジットモードは「18歳以上(高校生を除く)」であれば申し込み可能です。特定の年収要件は設けられておらず、学生や主婦の方も対象となります。ゴールドやプラチナプリファードのクレジットモードは「満20歳以上で安定継続収入のある方」が条件となりますが、一般ランクであれば収入に関する明確な基準はありません。
三井住友銀行の口座開設と同時に申し込みができる点も特徴の一つ。既存の口座をお持ちの方はOliveアカウントへの切り替え手続きから、口座をお持ちでない方は新規口座開設と同時にOliveフレキシブルペイの申し込みが可能です。アプリで完結する手軽さも、申し込みやすさを後押ししています。
クレジットモード以外は審査なしで利用できる
Oliveフレキシブルペイには、クレジットモード・デビットモード・ポイント払いモードの3つの支払い方法が用意されています。このうち、信用審査が必要なのはクレジットモードのみ。デビットモードとポイント払いモードは審査不要で利用を開始できます。
デビットモードは、支払いと同時に三井住友銀行の口座から代金が即時引き落とされる仕組みです。口座残高の範囲内でしか利用できないため、カード会社側にとって貸し倒れリスクがなく、審査を省略できるというわけです。
ポイント払いモードは、VポイントPayアプリとの連携によって保有しているVポイントで買い物ができる機能です。あらかじめチャージしたポイント残高から支払うため、こちらも審査は必要ありません。
つまり、クレジット審査に不安がある方でも、まずはデビットモードやポイント払いモードでOliveを始め、後からクレジットモードの追加申し込みをするという選択肢があります。
一般ランクとゴールド・プラチナで難易度が異なる
Oliveフレキシブルペイには「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」の3つのランクがあり、上位ランクになるほど審査基準も高くなる傾向にあります。
一般ランクは年会費永年無料で、クレジットモードの申し込みは18歳以上(高校生を除く)から可能。年収に関する明確な条件がないため、審査基準は比較的緩やかです。初めてのクレジットカードとして選ぶ方も多いでしょう。
ゴールドランクは年会費5,500円(税込)で、クレジットモードの申し込みには「満20歳以上で安定継続収入のある方」という条件が付きます。ただし、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる特典があり、長期的に見るとお得に使えるカードです。
プラチナプリファードランクは年会費33,000円(税込)で、こちらも満20歳以上で安定継続収入のある方が対象となります。
審査に通過できるか不安な方は、まず一般ランクから申し込むのが無難です。カード発行後にアプリ内でランクの変更手続きも可能なので、実績を積んでからゴールドへのアップグレードを検討する方法もあります。
Oliveフレキシブルペイの基本情報と3つの支払いモード
審査の話に入る前に、Oliveフレキシブルペイがどのようなサービスなのかを整理しておきましょう。一言でいえば「キャッシュカード機能と3つの支払い機能を1枚に集約した多機能カード」です。
三井住友銀行と三井住友カード(株)が共同で提供するこのサービスでは、従来なら複数枚必要だったカードの役割を1枚のマルチナンバーレスカードに統合できます。クレジット・デビット・ポイント払いという異なる決済方式を、利用シーンに応じてアプリで切り替えられる「フレキシブルペイ」の仕組みが最大の特徴です。
この柔軟性は、Visaが開発した世界初の新機能として2023年3月のサービス開始時から注目を集めています。
クレジットモードとデビットモードの違い
クレジットモードとデビットモードは、支払いのタイミングが根本的に異なります。この違いが、審査の有無にも直結しているのです。
クレジットモードは「後払い方式」です。毎月の利用金額を締め日にまとめ、翌月26日に三井住友銀行の口座から引き落とされます。カード会社が一時的に代金を立て替える形になるため、利用者の「信用」を審査で確認する必要があります。利用限度額は審査結果に応じて設定され、その範囲内で買い物が可能です。
一方、デビットモードは「即時払い方式」。カードを使った瞬間に口座から代金が引き落とされるため、口座残高が利用限度額となります。カード会社が立て替える必要がなく、貸し倒れリスクがないことから審査は不要です。
ポイント還元率は、どちらのモードでも基本0.5%(200円につき1ポイント)ですが、対象のコンビニや飲食店でのスマホのタッチ決済では最大7%還元となる特典があります。
ただし、この7%還元はクレジットモードでのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダー利用時が対象であり、デビットモードは対象外となる点には注意が必要です。
ポイント払いモードの仕組みと使い方
ポイント払いモードは、貯まったVポイントを使って買い物ができる機能です。VポイントPayアプリとの連携設定を行えば、事前チャージ不要でポイント残高から直接支払いができます。
利用方法はシンプルで、三井住友銀行アプリのフレキシブルペイ画面でポイント払いモードを選択するだけ。保有しているVポイントがそのまま支払いに使えるため、ポイントの使い道に困っている方には便利な機能です。
ポイント還元率はVisa利用0.5%、iD利用0.25%と他のモードより低めですが、現金感覚でポイントを消化できる手軽さがあります。
ポイント残高が支払い金額に満たない場合は決済が完了しないため、残高の確認が必要です。大きな買い物よりも、コンビニでの少額決済などに向いているでしょう。
なお、ポイント払いモードはVポイントを使った支払い方法であり、クレジット審査とは無関係のため審査は不要です。
1枚のカードで支払い方法を切り替えられる特徴
Oliveフレキシブルペイの最大の魅力は、1枚のカードで複数の支払い方法を自由に切り替えられる点にあります。三井住友銀行アプリ上でワンタップするだけで、クレジット・デビット・ポイント払いを瞬時に変更可能です。
従来であれば、銀行のキャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイントカードと複数枚を財布に入れて持ち歩く必要がありました。Oliveフレキシブルペイなら、これらの機能がすべて1枚に集約されます。財布がすっきりするのはもちろん、場面に応じた使い分けが簡単にできるのです。
たとえば、普段の少額決済はデビットモードで使いすぎを防ぎ、高額な買い物は後払いのクレジットモードを活用する、といった使い分けが可能。
さらに「支払いモード追加サービス」を利用すると、手持ちの三井住友カードなどの追加可能カードを最大5枚まで登録できるようになりました。複数のカードをOliveフレキシブルペイ1枚に集約でき、利便性がさらに向上しています。
切り替え操作は24時間365日(システムメンテナンス時を除く)いつでも行えるため、その場の状況に合わせて柔軟な対応ができます。
Oliveフレキシブルペイの審査基準で見られるポイント
Oliveフレキシブルペイのクレジットモードを利用するには、カード会社による審査が必要です。では、審査ではどのような点がチェックされるのでしょうか。
審査基準の詳細は公式には公開されていませんが、一般的なクレジットカード審査と同様に、いくつかの観点から申込者が評価されると考えられています。
- 信用情報
- 属性情報
- 借入状況
- 取引実績 など
これらの情報をもとに、申込者の返済能力や信頼性が総合的に判断されます。審査に不安がある方は、申し込み前に自身の状況を確認しておくとよいでしょう。
信用情報機関に登録された過去の支払履歴
クレジットカードの審査において、信用情報機関のデータは欠かせない判断材料となっています。
日本には主にCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター(KSC)という3つの信用情報機関があり、これらにはクレジットカードやローンの契約内容、支払状況、延滞履歴などが記録されています。
カード会社は審査時に、申込者の過去の支払履歴を照会します。毎月の支払いが期日通りに行われているか、延滞がなかったかといった情報は、「入金状況」として記号で記録されています。正常に支払いが行われた月は「$」で表示され、未入金があった月は「A」「B」「C」などの記号がつきます。
特に直近2年分の支払履歴は、審査において重視される傾向があります。この期間に延滞や遅延がないかどうかが、審査結果を左右する大きな要素となるでしょう。
なお、長期延滞や債務整理、自己破産などの金融事故があった場合は「異動情報」として登録されます。異動情報が記録されている期間は、新規のクレジットカード審査に通過することが困難になります。
年収や雇用形態など申込者の属性情報
申込時に記入する年収、職業、雇用形態、勤続年数といった情報は「属性情報」と呼ばれ、審査における重要な評価項目となります。カード会社はこれらの情報から、申込者に安定した返済能力があるかを判断しています。
年収は返済能力を測るうえで基本的な指標です。ただし、年収の金額だけで審査結果が決まるわけではありません。カード会社は、勤務先の規模や業種、雇用形態なども含めて総合的に評価を行います。
雇用形態については、一般的に正社員や公務員は安定した収入があると見なされやすい傾向があります。契約社員やパート・アルバイトの方でも申し込みは可能ですが、正社員と比較すると評価が異なる場合があるでしょう。
勤続年数も見逃せないポイントです。同じ勤務先に長く勤めている方は、収入が安定しており、今後も継続して返済できる可能性が高いと判断されやすくなります。
他社での借入件数や利用残高の状況
他社のクレジットカードのキャッシング利用や消費者金融からの借入、各種ローンの残高なども審査で確認されます。借入件数が多かったり、残高が年収に対して高すぎたりする場合、返済能力に疑問を持たれる可能性があります。
クレジットカードのキャッシング枠については、貸金業法の総量規制が適用されます。この規制により、貸金業者からの借入総額は原則として年収の3分の1までに制限されています。たとえば年収300万円の方であれば、すべての貸金業者からの借入合計が100万円を超える新規借入はできません。
なお、クレジットカードのショッピング枠や銀行からの借入は総量規制の対象外です。ただし、リボ払いや分割払いの利用残高が多い場合も、審査に影響を与える可能性があることは覚えておきましょう。
他社借入の状況は信用情報機関を通じてカード会社に把握されます。申込時に虚偽の申告をしてもすぐに判明してしまうため、正確な情報を記入することが大切です。
三井住友銀行や三井住友カードとの取引実績
Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行と三井住友カードが提供するサービスです。そのため、すでにこれらの金融機関と取引がある方は、審査においてプラスに働く可能性があります。
たとえば、三井住友銀行の口座を給与振込口座として利用している場合、毎月安定した収入があることの証明になります。入出金の履歴を通じて、申込者の収入状況や生活の安定性が確認できるためです。
三井住友カードで過去にクレジットカードを利用しており、支払い遅延なく良好な利用実績がある方も、信頼性が高いと評価される傾向があります。三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円以上の利用実績がある方は、Oliveフレキシブルペイのゴールドランクの審査に通る可能性があると考えられます。
既存の取引実績は、申込者の信用力を補完する材料となります。ただし、取引実績があるからといって必ず審査に通るわけではなく、他の審査項目と合わせて総合的に判断されることに変わりはありません。
Oliveフレキシブルペイの申し込み条件と対象者
Oliveフレキシブルペイには、申し込みにあたっていくつかの条件が設けられています。ここでは、誰が申し込めるのか、ランクによって条件がどう異なるのかを具体的に見ていきましょう。
一般ランクのOliveフレキシブルペイは、申し込み時の年齢制限がなく、0歳から口座開設とカード発行が可能です。ただし、クレジットモードの利用には年齢条件があります。また、ゴールドやプラチナプリファードでは、より厳しい条件が設定されています。
18歳以上であれば学生でも申し込みできる
Oliveフレキシブルペイのクレジットモードは、高校生を除く18歳以上であれば申し込みが可能です。大学生や専門学校生、高等専門学校生も対象となります。高校生の方は、卒業年の3月1日以降であれば申し込みできるようになります。
学生の場合、本人にアルバイト収入がなくても申し込みは可能です。審査においては世帯収入が考慮されるため、親御さんに安定した収入があれば審査に通過できる可能性があります。
ただし、学生向けに設定される利用限度額は、一般的に低めとなる傾向があります。他のクレジットカードの事例を参考にすると、10万円から30万円程度が上限の目安と考えられます。カード利用を重ねて良好な実績を積むことで、将来的に限度額の引き上げが可能になることもあるでしょう。
学生の方には、サブスク料金や携帯電話料金の支払いでポイント還元率がアップする学生特典も用意されています。卒業予定年の12月まで特典を受けられるので、有効に活用したいところです。
専業主婦は配偶者に安定収入があれば対象になる
専業主婦(主夫)の方で本人に収入がない場合でも、配偶者に安定した収入があればOliveフレキシブルペイに申し込むことができます。
審査においては、本人の年収ではなく世帯年収が参照される傾向にあります。申込時には、配偶者の年収や勤務先情報を記入する欄が設けられており、これらの情報をもとに審査が行われます。
専業主婦の方が審査に通過した場合、利用限度額は控えめに設定される傾向があります。割賦販売法に基づく「包括クレジットに関する例外措置」により、利用限度額30万円以下のクレジットカードであれば簡易審査で発行可能とされているため、この範囲内での限度額設定が多いでしょう。
専業主婦の方がクレジットカードを持つことで、自分名義でのお金の管理がしやすくなります。Oliveフレキシブルペイはアプリで銀行口座残高やカード利用明細を一括管理できるため、家計管理にも便利です。
なお、夫婦間であってもクレジットカードの貸し借りは規約違反となるため、自分名義のカードを持つメリットは大きいといえます。
無職や収入が不安定な場合の注意点
現在無職の方や、収入が不安定な方がOliveフレキシブルペイのクレジットモードに申し込む場合は、いくつかの点に注意が必要です。
無職で本人に収入がなく、配偶者の収入もない場合、クレジットモードの審査に通過することは難しい傾向があります。クレジットカードの審査では返済能力が重視されるため、安定した収入源がないと判断されると、審査を通過しにくくなります。
収入があっても不安定な場合、たとえば業務委託契約で働いている方や、月によって収入の変動が大きい方も、審査において慎重に評価される可能性があります。
審査に不安がある場合は、まずデビットモードから利用を開始するという選択肢もあります。デビットモードは審査不要で、口座残高の範囲内で決済ができます。
クレジットモードの審査に落ちた場合でも、デビットモードやポイント払いモードは利用可能です。後から条件が整った段階で、改めてクレジットモードの追加申請を行うこともできます。
ランク別の年会費と審査難易度の違い
- 一般
- ゴールド
- プラチナプリファード
それぞれ年会費が異なり、上位ランクほど充実した特典が用意されています。同時に、審査の難易度も変わってくることを理解しておきましょう。
一般ランクは年会費永年無料で、最も申し込みやすいランクです。ゴールドは年会費5,500円(税込)、プラチナプリファードは33,000円(税込)となっています。ゴールドランクには、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる特典があります。
上位ランクほど利用限度額が高く設定されており、一般は最大100万円、ゴールドは最大300万円、プラチナプリファードは最大500万円となっています。
審査難易度については、一般ランクが最も通りやすく、ゴールド、プラチナプリファードの順に厳しくなる傾向があります。まずは一般ランクから申し込み、利用実績を積んでからランクアップを検討するのが堅実な方法といえるでしょう。
一般ランクは年会費無料で審査ハードルが低い
一般ランクのOliveフレキシブルペイは、年会費が永年無料です。維持コストがかからないため、初めてクレジットカードを持つ方やサブカードとして利用したい方に適しています。
申し込み条件は「日本国内在住で満18歳以上(高校生除く)」のみで、年収や雇用形態についての明確な基準は設けられていません。そのため、学生や専業主婦の方でも、世帯収入などの条件を満たせば審査に通過できる可能性があります。
3つのランクの中では最も審査のハードルが低いと考えられています。口コミを見ても、学生や専業主婦の方が一般ランクで審査に通過した事例が多数報告されています。審査に不安がある方は、まず一般ランクから始めてみることをおすすめします。
利用限度額は最大100万円までですが、実際に設定される金額は審査結果によって異なります。初回は低めの限度額からスタートし、良好な利用実績を積むことで増枠申請が可能になります。
ゴールドとプラチナプリファードは収入証明が必要な場合がある
ゴールドとプラチナプリファードのクレジットモードは、満20歳以上で本人に安定継続収入があることが申し込み条件となっています。一般ランクよりも審査基準が厳しく、収入や勤務先についてより詳しく確認されると考えられます。
ゴールドは年会費5,500円(税込)、プラチナプリファードは33,000円(税込)です。審査の過程で、年収を裏付ける書類として源泉徴収票や確定申告書などの提出を求められるケースがあります。
注意したいのは、審査に落ちた場合の扱いです。Oliveフレキシブルペイでは、クレジットモードの審査に通らなくても、申し込んだランクのカードは発行されます。つまり、プラチナプリファードの審査に落ちた場合でも、クレジット機能のないプラチナプリファードカードが届き、年会費33,000円は発生してしまいます。
審査に通るか不安な方は、まず一般ランクでクレジットモードの審査を受け、通過してからランクアップを検討するのが賢明です。ランク変更はアプリから簡単に申請できます。
Oliveフレキシブルペイの審査の流れと手続き
Oliveフレキシブルペイを手に入れるまでの道のりは、実はそれほど複雑ではありません。
申し込みから審査完了まで、すべてスマートフォンひとつで完結するのが大きな特徴です。銀行窓口に出向く必要はなく、必要書類さえ手元に揃っていれば、自宅にいながら10分程度で申し込み手続きを終えられます。
では、具体的にどのような流れで進むのでしょうか。ここからは、三井住友銀行アプリを使った申し込み手順、本人確認の方法、そして審査結果の通知まで、順を追って解説していきます。
三井住友銀行アプリから申し込む手順
Oliveフレキシブルペイの申し込みは、三井住友銀行アプリが入り口となります。iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playからアプリをダウンロードしましょう。
アプリを開いたら「Oliveアカウントを申し込む」を選択し、画面の案内に従って進めます。途中で本人確認書類の撮影があるため、運転免許証やマイナンバーカードを手元に用意しておくとスムーズです。
- アプリで本人確認書類と顔写真を撮影
- 希望するアカウントランク(一般・ゴールド・プラチナプリファード)を選択
- 氏名・住所・電話番号・勤務先などの情報を入力
- キャッシュカードとフレキシブルペイの暗証番号を設定
- SMS認証を行い、申し込み完了
すでに三井住友銀行の口座をお持ちの方は、既存のSMBC IDでログインした後、「Oliveアカウントに切替」をタップすれば、口座開設の手続きを省略できます。新規で口座を開設する場合と比べて、手続きがぐっと簡単になるわけです。
なお、既存のSMBCデビットを利用中の方がOliveに切り替えると、現在のデビットカードは解約扱いとなります。この点は事前に把握しておきましょう。
本人確認書類の提出と在籍確認の有無
申し込み時には、オンライン本人確認(eKYC)を利用して本人確認書類を提出します。eKYCとは、スマートフォンのカメラで書類と顔を撮影し、その場で本人確認を完了させる仕組みのこと。郵送の手間がないため、手続きがスピーディーに進みます。
本人確認書類として使用できるのは、以下のいずれか1点です。
- 運転免許証(または運転経歴証明書)
- マイナンバーカード
- パスポート(2020年2月3日以前に申請されたもの)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
書類の表面・裏面を撮影し、さらに自分の顔を撮影する「セルフィー」によって本人であることを確認します。撮影の際は、書類の文字がはっきり読み取れるよう、明るい場所で行うのがコツです。
勤務先への在籍確認については、原則として行われない傾向にあります。一般的なクレジットカードの審査では電話確認が入ることもありますが、Oliveフレキシブルペイでは書類上の情報と信用情報機関のデータをもとに審査が進められるケースがほとんどです。
審査結果はメールで通知される
クレジットモードの審査が完了すると、登録したメールアドレス宛てに結果が届きます。
- 送信元:ol_entry@smbc-card.com
- 件名:【重要】【三井住友カード】ご入会審査結果のご連絡とご利用までのお手続きのお知らせ
といった形式です。
迷惑メールフォルダに振り分けられてしまう可能性もあるので、申し込み後は受信設定を確認しておくと安心でしょう。
審査に通過した場合は、三井住友銀行アプリにログインすると「フレキシブルペイのクレジットモードが利用可能になりました」という表示が現れます。
一方、審査に通らなかった場合は、その旨がメールで通知されます。ただし、否決の理由が具体的に明示されることはありません。これはOliveフレキシブルペイに限らず、クレジットカード業界全体で共通していることです。
否決となってもデビットモードやポイント払いモードは利用できるため、キャッシュレス決済自体は問題なく始められます。
Oliveフレキシブルペイの審査にかかる時間
「申し込んだら、いつ届くの?」これは誰もが気になるポイントです。
Oliveフレキシブルペイの場合、審査から発行までのスピードは申し込み状況によって異なりますが、目安はつかめます。クレジットモードの審査は最短で当日中に完了することもあれば、数日かかることも。そして物理カードが手元に届くまでには約1週間を見込んでおくとよいでしょう。
ここでは、審査完了までの時間とカード到着までの期間、さらに即時発行機能についてお伝えします。
クレジットモードの審査は最短当日に完了
クレジットモードの審査は、三井住友カードの公式情報によると「審査開始後1〜2営業日ほど」とされています。ただし、すでに三井住友カードを利用している方や、信用情報に問題のない方であれば、数時間で審査が完了するケースも珍しくありません。
実際の利用者の体験談を見ると、「朝7時に申し込んで同日10時には審査完了のメールが届いた」という報告もあります。機械による自動審査でスムーズに進めば、当日中に結果がわかることも十分にあり得るのです。
ただし、以下のような場合は審査に時間がかかる傾向があります。
- 申し込みが集中する時期(キャンペーン期間中など)
- 申し込み内容に確認事項がある場合
- 人の手による追加審査が必要な場合
三井住友銀行の公式サイトでは「多数のお申込をいただいているため、審査に1ヵ月程度かかる場合がございます」との注意書きもあります。急ぎでカードが必要な方は、余裕を持って申し込むのが賢明です。
カード本体が届くまでは約1週間かかる
審査に通過した後、物理カードが自宅に届くまでの期間は約1〜2週間です。カードは「転送不要の簡易書留」で郵送されるため、届出住所で受け取る必要があります。
簡易書留は対面での受け渡しとなりますが、家族など同居人が代わりに受け取ることも可能です。不在の場合は不在票がポストに投函されるので、再配達を依頼するか、郵便局で受け取りましょう。
カードが届いたら、同封の台紙にカード番号や口座番号が記載されています。カード券面はナンバーレス仕様で番号の印字がありません。台紙の情報は大切に保管してください。
即時発行ならアプリでカード番号をすぐ確認できる
「カードが届くまで待てない」という方に朗報です。Oliveフレキシブルペイは、審査通過後すぐにアプリ上でカード情報を確認できます。
三井住友銀行アプリまたはVpassアプリにログインすれば、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表示されます。この情報があれば、ネットショッピングはもちろん、Apple PayやGoogle Payへの登録もすぐに可能です。
つまり、物理カードの到着を待たずに以下の決済手段が使えるようになります。
- オンラインショッピングでのクレジット払い
- Apple Pay / Google Payを使った店舗でのタッチ決済
- Visaのタッチ決済に対応したスマホ決済
特にスマホ決済は、対象のコンビニ・飲食店で最大7%のポイント還元が受けられるため、カード到着前から積極的に活用したいところ。Visaのタッチ決済で支払えば、還元率の高い状態でお得にスタートできます。
なお、iD決済を利用する場合は、設定にかかわらずデビットモード(即時引き落とし)での支払いになる点は覚えておきましょう。クレジットモードでのあと払いを希望する場合は、「Visaのタッチで」と伝えるか、クレジットモード専用カード番号をApple Pay等に登録する方法があります。
Oliveフレキシブルペイの審査に落ちる原因
Oliveフレキシブルペイのクレジットモードに申し込んだものの、審査に通らなかったという声は少なくありません。では、なぜ審査に落ちてしまうのでしょうか。審査落ちの原因を知っておけば、申し込み前に対策を立てられます。
- 過去の延滞履歴
- 短期間の複数申込
- 借入残高の多さ
- 申込内容の不備
- 信用履歴の不足
自分がどれかに該当していないか、ひとつずつ確認してみてください。原因がわかれば、次のステップで解説する対策を講じることで、審査通過の可能性を高められます。
過去に支払い延滞や金融事故の履歴がある
クレジットカードやローンの支払いを長期間延滞した経験がある場合、審査では大きなマイナス評価となります。信用情報機関には、61日以上または3ヶ月以上の延滞があると「異動」という記録が残るためです。
この異動情報は、完済してから5年間は消えません。つまり、過去に延滞を起こしてその後完済したとしても、5年間は審査に影響し続けるということになります。
さらに深刻なのが、自己破産や個人再生などの債務整理を行った場合です。全国銀行個人信用情報センター(KSC)では、破産の記録が7年間残ります。以前は10年間でしたが、2022年11月に短縮されました。
延滞や債務整理の記録がある方は、記録が消えるまで待ってから申し込むか、他の対策を検討する必要があるでしょう。
短期間に複数のカードへ申し込みをしている
「審査に落ちたから、すぐに他のカードを申し込もう」——この行動が、さらに審査を厳しくする原因になります。短期間に複数のクレジットカードへ申し込むと、いわゆる「申し込みブラック」の状態になり、審査に通りにくくなるのです。
カード会社は審査の際、信用情報機関に申込者の情報を照会します。申し込み情報は6ヶ月間記録されるため、短期間に何枚も申し込んでいることは筒抜けになってしまいます。
1ヶ月に3枚以上のカードを申し込むと、申し込みブラックと判断される可能性が高くなります。カード会社からすると、「よほどお金に困っているのではないか」「返済能力に問題があるのではないか」と警戒せざるを得ません。
年収に対して借入残高が多すぎる
他社からの借入残高が年収に対して多い場合、返済能力に疑問を持たれて審査に落ちることがあります。貸金業法では「総量規制」というルールがあり、貸金業者からの借入総額は年収の3分の1が上限と定められています。
具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の借入れをすることができなくなります。
たとえば年収300万円の方は、消費者金融やクレジットカードのキャッシングなどからの借入が100万円を超えると、新たな借入ができません。
クレジットカードのショッピング枠自体は総量規制の対象外ですが、審査の際には借入状況が確認されます。リボ払いの残高が多い場合も、借入として評価されることがあるため注意が必要です。
借入残高が多い方は、可能な範囲で返済を進めてから申し込むことで、審査通過の可能性を高められます。
申込内容に不備や虚偽の記載がある
申込フォームに入力した内容に誤りや虚偽があると、審査に落ちる原因となります。故意ではなくても、入力ミスが審査結果に影響することがあるのです。
特に注意が必要なのは、以下の項目です。
- 年収:手取りではなく、税込み年収(総支給額)を記入する
- 勤務先情報:現在の勤務先を正確に入力する
- 住所:本人確認書類と完全に一致させる
年収を実際より高く申告しても、カード会社は膨大なデータを持っており、勤務先や勤続年数からおおよその年収を推測できます。かけ離れた金額を申告すると、虚偽とみなされて審査落ちの原因になります。
また、連絡先の誤りで在籍確認ができないケースもあります。入力後は必ず見直しを行いましょう。
信用取引の利用履歴がまったくない
クレジットカードやローンを一度も利用したことがない「スーパーホワイト」と呼ばれる状態は、意外にも審査で不利になることがあります。
20代前半までであれば、クレジットカードを持っていなくても不自然ではありません。しかし、30代以上で信用履歴がまったくない場合、カード会社は「過去に金融事故を起こして信用情報が消えた人ではないか」と疑う可能性があります。
現金主義で生活してきた方と、過去に債務整理などを行った方は、どちらも信用情報が「真っ白」な状態です。カード会社からは両者の区別がつかないため、念のため審査を厳しくせざるを得ないという事情があります。
Oliveフレキシブルペイの審査に通りやすくするコツ
審査に落ちる原因がわかったところで、今度は通過率を高めるための具体的なコツを見ていきましょう。申し込み前の準備や、申し込み時の設定の工夫で、審査のハードルを下げられる可能性があります。
これから紹介する5つのポイントは、どれも今日から実践できる内容です。すべてを完璧に満たす必要はありませんが、できることから取り組んでみてください。
キャッシング枠を0円に設定して申し込む
審査通過率を上げるもっとも手軽な方法が、キャッシング枠を「0円」または「希望しない」に設定することです。
キャッシング枠を希望すると、貸金業法に基づく追加の審査項目が発生します。収入証明書の提出が求められたり、総量規制に照らした借入能力の確認が行われたりするため、審査のハードルが上がるのです。
キャッシング枠を0円に設定すれば、ショッピング枠の審査のみで済みます。どうしても現金が必要になった場合は、カード発行後に改めてキャッシング枠を申請することも可能です。
申込内容を正確に入力して不備を防ぐ
申込フォームの入力は、慎重に行う必要があります。ちょっとした入力ミスが、審査落ちの原因になることもあるからです。
特に気をつけたいポイントは3つあります。
住所は本人確認書類と完全一致させる 「1丁目2番3号」と「1-2-3」のような表記の違いでも、本人確認書類と不一致とみなされる可能性があります。免許証やマイナンバーカードに記載されている住所を、一字一句同じように入力しましょう。
年収は税込み年収で記入する 手取り額ではなく、源泉徴収票に記載されている総支給額を入力します。手取り額を書いてしまうと、実際より年収が低く評価されてしまいます。
勤務先情報は最新のものを 転職したばかりの場合は、現在の勤務先情報を正確に入力してください。古い情報のままだと、在籍確認ができず審査が止まってしまいます。
既存の借入やリボ払い残高を減らしておく
他社からの借入やリボ払いの残高がある場合は、申し込み前に可能な限り返済を進めておくことで、審査通過率を高められます。
カード会社は審査の際、信用情報機関を通じて借入状況を確認します。借入残高が多いと、「この人にカードを発行しても、返済が滞るのではないか」と判断されかねません。
理想的なのは、リボ払いの残高を一括返済してから申し込むことです。ただし、完済したからといってすぐに信用情報に反映されるわけではありません。完済から信用情報への反映までには1〜2ヶ月かかることがあります。
申し込みを急がないのであれば、完済後しばらく待ってから申し込むと、より有利な状態で審査を受けられます。
良好な支払履歴を積み上げてから申し込む
信用履歴がない方や、過去に延滞がある方は、まず良好な支払履歴を積み上げてから申し込むことで審査通過率を高められます。これを「クレヒス(クレジットヒストリー)を育てる」と表現することもあります。
もっとも手軽にクレヒスを積む方法は、携帯電話の本体を分割払いで購入することです。毎月の携帯料金には端末の分割払い代金が含まれているため、遅延なく支払い続けることで信用履歴として記録されます。
6ヶ月から1年程度、良好な支払いを継続すると、審査でプラスの評価を受けやすくなります。逆に、携帯料金の支払いを延滞すると、分割払いの延滞として信用情報に記録されるため注意が必要です。
すでにクレジットカードを1枚でも持っている方は、そのカードを定期的に使い、毎月きちんと支払うことでもクレヒスは育ちます。
最初は一般ランクから申し込みをする
Oliveフレキシブルペイには、一般・ゴールド・プラチナプリファードの3つのランクがあります。審査に不安がある場合は、もっとも審査基準が緩やかな一般ランクから申し込むことをおすすめします。
一般ランクは年会費無料で、申込条件も「高校生を除く18歳以上」と幅広く設定されています。安定継続収入の条件もないため、パートやアルバイトの方でも申し込みが可能です。
一方、ゴールドやプラチナプリファードは「満20歳以上で本人に安定継続収入のある方」が条件となっており、審査のハードルは高くなります。
まずは一般ランクでカードを発行し、利用実績を積んでからランクアップを申請するのが堅実な方法です。利用状況によっては、ゴールドへのインビテーション(招待)が届くこともあります。
Oliveフレキシブルペイの審査に落ちた場合の対処法
Oliveフレキシブルペイのクレジットモード審査に落ちてしまったとき、どうすればいいのか悩んでいませんか?
実は、審査に落ちても前向きに行動できる選択肢は複数あります。再申し込みのタイミングを見極めること、審査不要のモードを活用すること、他のカードや代替手段を検討することなど、状況に応じた対処法を知っておくと安心です。
ここでは、審査落ち後に取るべき具体的な対処法を4つの視点から解説していきます。焦らず一つずつ確認していきましょう。
半年以上の期間を空けて再申し込みする
審査に落ちた場合、すぐに再申し込みをしても同じ結果になる可能性が高いです。再チャレンジを考えているなら、まずは6ヶ月以上の期間を空けることをおすすめします。
その理由は、クレジットカードやローンの申し込み情報が信用情報機関に一定期間登録されるためです。CIC(指定信用情報機関)によると、申込情報は照会日から6ヶ月間保有されます。
この6ヶ月間は、カード会社が審査時に「最近この人は他でも申し込みをしている」と確認できる状態です。短期間に複数の申し込みがあると、「お金に困っているのでは」と判断され、審査に悪影響を与えることがあります。これは「申し込みブラック」と呼ばれる状態です。
再申し込みまでの期間にやっておくべきこととして、以下が挙げられます。
- 審査落ちの原因を特定する(借入状況、延滞履歴、年収など)
- 他社借入がある場合は返済を進める
- 携帯料金や公共料金の支払い遅延を解消する
- 信用情報機関に開示請求して自分の信用情報を確認する
同じ状態のまま再申し込みしても、審査結果は変わらない可能性が高いのです。原因を解消してから、半年以上空けて再チャレンジすることが近道といえるでしょう。
デビットモードやポイント払いモードを活用する
クレジットモードの審査に落ちても、Oliveフレキシブルペイの利用自体を諦める必要はありません。デビットモードとポイント払いモードは審査なしで利用できるため、まずはこれらのモードでOliveを活用する方法があります。
デビットモードは、口座から即時引き落としされる仕組みです。支払いと同時に残高から引かれるため、カード会社が信用力を確認する必要がなく、審査が不要となっています。三井住友銀行の口座を開設すれば、申し込んだその日からキャッシュレス決済を始められるのは大きなメリットです。
ポイント払いモードは、貯まったVポイントを使って支払う方法です。こちらも審査なしで設定でき、日常の買い物でポイントを消費したいときに便利です。別途、三井住友カードが提供するVポイントPayアプリのダウンロードと紐づけが必要になります。
これらのモードを活用するメリットは、単に「とりあえず使える」だけではありません。Oliveアカウントを保有し続けることで、ATM手数料の優遇や選べる特典といった各種サービスを受けられます。
また、カードの利用実績を積むことが、将来クレジットモードの再審査に好影響を与える可能性もあります。
ただし注意点として、デビットモードでは対象のコンビニ・飲食店での最大20%還元の対象にはなりません。Vポイントアッププログラムの一部特典もクレジットモード限定です。
ポイント還元を最大化したい場合は、いずれクレジットモードの審査通過を目指すことになるでしょう。
審査基準が異なる他社カードを検討する
Oliveフレキシブルペイの審査に落ちた場合でも、他社のクレジットカードなら審査に通る可能性があります。各カード会社は独自の審査基準を持っているためです。
クレジットカードの審査難易度は、発行会社の系統によって異なる傾向があります。一般的に、審査の通りやすさは以下の順序とされています。
- 消費者金融系:独自の審査基準を持ち、現在の返済能力を重視する傾向
- 流通系:スーパーやネットショッピング会社が発行し、幅広い層をターゲットに設定
- 信販系:バランス型で、クレジットヒストリーを重視
- 銀行系:リスク管理を重視し、審査基準がやや慎重
Oliveフレキシブルペイは銀行系に分類されるため、審査基準は比較的慎重な傾向にあります。そのため、流通系や消費者金融系のカードであれば、審査に通る可能性が高まることがあります。
ここで重要なのは、複数のカードに同時申し込みしないことです。短期間に多くの申し込みをすると、先ほど説明した「申し込みブラック」の状態になり、どのカードの審査も通りにくくなってしまいます。1社ずつ、結果を待ってから次に進むのが賢明です。
また、特定のカードを推奨することは避けますが、年会費無料の一般カードや、申込条件に収入要件の記載がないカードは、比較的間口が広いとされています。自分の状況に合ったカードを慎重に選ぶようにしましょう。
家族カードやプリペイドカードで代替する
クレジットカードの審査にどうしても通らない場合、家族カードやプリペイドカードを活用する方法も選択肢に入ります。これらはキャッシュレス決済手段として十分に機能します。
家族カードの特徴
家族カードは、本会員のクレジットカードに付帯して発行できるカードです。審査対象となるのは本会員のみで、家族会員本人の審査は基本的に行われません。
そのため、自身の信用情報に問題がある場合でも、家族(配偶者や親など)が本会員であれば、家族カードを持つことができます。本会員と同等の付帯サービスを受けられる点もメリットです。
ただし、利用限度額は本会員と合算になること、利用明細が本会員に共有されることは理解しておく必要があります。
プリペイドカードの特徴
プリペイドカードは、あらかじめチャージした金額の範囲内で利用できるカードです。審査なしで発行でき、銀行口座の登録も不要なケースが多いため、誰でも気軽に持てます。
三井住友カードでは「かぞくのおさいふ」というVisaプリペイドカードサービスを提供しており、家計管理や子どものおこづかい管理にも活用できます。チャージした金額しか使えないため、使いすぎの心配がない点も安心材料です。
これらの代替手段は、Oliveフレキシブルペイのクレジットモードほどのポイント還元率は期待できないかもしれません。しかし、キャッシュレス決済という本来の目的を達成しつつ、信用情報の回復を待つ間の「つなぎ」として十分に役立ちます。
Oliveフレキシブルペイが向いている人の特徴
ここまでOliveフレキシブルペイの審査基準や通過のコツについて解説してきましたが、そもそもこのカードはどんな人に向いているのでしょうか?
Oliveフレキシブルペイは、銀行口座・クレジットカード・デビットカード・ポイント払いの機能を1枚に集約した、まさに「まとまる」ことが強みのカードです。
三井住友銀行との連携を前提とした設計になっているため、メリットを最大限に活かせるかどうかは、あなたのお金の管理スタイルによって変わってきます。
以下では、審査基準や機能面を踏まえたうえで、Oliveフレキシブルペイが特に向いている3つのタイプを紹介します。自分に当てはまるかどうか、ぜひ確認してみてください。
三井住友銀行をメインバンクにしている人
三井住友銀行を給与振込口座や生活費の管理口座として使っている人には、Oliveフレキシブルペイが最適な選択肢となります。
まず、銀行口座とカードを三井住友銀行アプリで一元管理できる点が大きなメリットです。口座残高、入出金明細、クレジット利用額、デビット利用額、Vポイント残高といった情報が、1つのアプリ画面でまとめて確認できます。別々のアプリを行き来する手間がなくなるので、日々のお金の流れを把握しやすくなるでしょう。
さらに、給与振込口座に設定していれば、審査においてもプラスに働く可能性があります。安定した収入の証明として銀行取引実績が評価されるためです。加えて、Oliveには「選べる特典」という仕組みがあり、給与・年金受取特典を選択すると毎月200ポイント(年間2,400ポイント相当)が付与されます。
銀行の各種手数料優待も見逃せません。Oliveアカウント契約者は、他行宛て振込手数料が月3回まで無料、定額自動送金の手数料も無料となります。すでに三井住友銀行をメインバンクとして使っているなら、Oliveに切り替えることで今までと同じ口座番号のまま、より便利でお得な使い方ができるようになります。
銀行口座と決済をまとめて管理したい人
「お金の管理をもっとシンプルにしたい」と考えている人にも、Oliveフレキシブルペイはぴったりです。
従来であれば、銀行口座の確認は銀行アプリ、クレジットカードの利用明細はカード会社のアプリ、ポイント残高はまた別のアプリ…というように、複数のアプリを使い分ける必要がありました。Oliveなら、三井住友銀行アプリまたはVpassアプリの1つで、すべての情報にアクセスできます。
具体的に確認できる内容は以下のとおりです。
- 銀行口座の残高・入出金明細
- クレジットモードの利用明細・支払予定額
- デビットモードの利用履歴
- Vポイントの残高・利用履歴
- SBI証券口座との連携(設定した場合)
家計管理の観点でも、お金の流れが一箇所で見える化されるメリットは大きいといえます。「今月いくら使ったか」「口座にいくら残っているか」をすぐに確認できれば、使いすぎの防止にもつながります。
とはいえ、お金周りの管理を一本化したい人にとっては、Oliveの利便性は検討に値するはずです。
クレジットとデビットを状況で使い分けたい人
「場面に応じて支払い方法を使い分けたい」という人には、Oliveフレキシブルペイの柔軟性が大きな魅力となります。
通常、クレジットカードとデビットカードを使い分けようとすれば、2枚のカードを持ち歩く必要があります。しかしOliveフレキシブルペイなら、1枚のカードでクレジットモード・デビットモード・ポイント払いモードをアプリで簡単に切り替えられます。財布の中がすっきりするだけでなく、状況に応じた賢い使い分けが可能になるのです。
たとえば、以下のような使い分けが考えられます。
- 高額な買い物や旅行代金:クレジットモードで後払い
- 日常の食料品や日用品:デビットモードで即時引き落とし
- 使いすぎが心配な月末:デビットモードで口座残高内に抑える
- ポイントを消化したいとき:ポイント払いモードで支払い
特にデビットモードは、銀行口座の残高以上は使えない仕組みになっているため、使いすぎ防止に効果的です。クレジットカードの「後払い」に不安を感じている人でも、必要なときだけクレジットモードに切り替えて使うことで、計画的な支出管理ができます。
支払いモードの切り替えは三井住友銀行アプリから即時に反映されるため、買い物の直前に変更することも可能です。ただし、切り替えを忘れたまま決済してしまうこともあり得るので、買い物前にモードを確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

