お金借りる即日融資審査なしの方法はある？カードローン審査が甘い消費者金融とは

どうしても今日中にお金を借りたい時におすすめの方法として挙げられるのは、即日融資のカードローンです。最短で申込日の当日からお金を借りることができるため、突然の出費にスピーディーに対応できます。

即日融資に対応しているカードローンが複数あるので、できれば審査が甘い業者でお金を借りたいと考えるかもしれません。

しかし、審査なしで利用できるカードローンや、甘い審査で借入できるカードローンは存在しません。お金を借りるためには、必ず所定の審査基準を満たす必要があります。

本記事では、即日融資を成功させるために意識できることと、審査落ちにつながる要素を取り上げます。即日融資カードローンを選ぶ時の注意点についても合わせて解説します。

即日融資カードローンを審査なし・甘い審査で利用できない3つの理由

即日融資とは、申込をしたその日のうちに融資を受ける、つまりお金を借りる事をいいます。

闇金以外の即日融資カードローンは「貸金業法」を遵守しているため、甘い審査を行う事ができないのです。カードローンの審査には具体的にどのような法律が関わってくるのか、詳しく見ていきましょう。

「返済能力の調査」と「過剰貸付の禁止」が義務付けられている

貸金業者は、融資を実行する前に申込者の返済能力を調査するよう求められています。

過剰貸し付けを防止するために、他社借入状況を確認することも義務付けられています。

各消費者金融の具体的な審査基準は明かされていませんが、どの業者も上記の法律に基づいて審査基準を決定しています。ですから、審査が甘い消費者金融や、審査がゆるい貸金業者は存在しないのです。

審査なしで即日融資可能と誤認させる広告は禁止されている

「審査なしで即日融資できるカードローン」と宣伝する事でより多くの集客を見込めますが、そのような誇大広告を打ち出すことは法律で禁止されています。

なぜなら、正規の貸金業者がブラックリスト状態にある利用者に対して融資を行うことはまず考えられないからです。

たとえ少額であっても審査なしで即日融資はできませんので、無審査で貸付を行っている貸金業者は闇金であるという意識を持つようにして下さい。

「総量規制」により借入可能額の上限が決まっている

総量規制とは、「貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできない」とする法律のことです。

簡単に説明すると、年収300万円の人が借入できる上限は100万円という事です。この上限は、1社からの借入に限った事ではありません。複数のカードローンを利用している場合、借入残高の合計額が総量規制の範囲内であることが必要です。

総量規制の目的は、能力以上の借入をして返済不能に陥るというトラブルを防止する事にあります。

他社借入がある状態で即日融資カードローンの申込をする際には、より慎重な審査が行われる可能性が高いです。すでに複数社からお金を借りている方は、現在の借入残高を正確に把握しておくようにしましょう。

在籍確認なしで即日融資できるカードローンはあるのか

カードローン申込者の返済能力を確認する方法として、収入証明書の提出と在籍確認があります。

できれば在籍確認なしで借りたいという利用者が少なくありませんが、在籍確認そのものをなしにすることはできません。しかし、電話連絡以外の方法で在籍確認を受けることは可能です。

大手消費者金融は原則電話連絡なしで即日融資

書類提出等による代替確認によって審査を進めることが可能なので、電話による在籍確認なしで即日融資を受けたい方におすすめです。

留意しておきたい点ですが、大手消費者金融のカードローンに申し込みさえすれば絶対に電話連絡がないというわけではありません。審査の過程で「電話による在籍確認が必要」と判断された場合には、担当者の個人名で職場に電話が入ります。

大手消費者金融のアイフルとアコムは、電話連絡が必要な場合も「本人の同意を得ずに実施することはない」としています。

電話がかかってくるタイミングを指定したり、担当者の性別を指定できる場合もありますので、必要に応じて相談できるでしょう。

中小消費者金融は電話による在籍確認を実施

中小消費者金融は、基本的に電話連絡による在籍確認を実施しています。

大手消費者金融は初めてカードローンを利用する方をターゲットにしていますが、中小消費者金融は他社借入がある方や大手の審査に通らないような利用者をターゲットにしています。

すでに借金がある状態でカードローンの申込をするので、収入調査や信用情報の確認がより慎重に行われる事になります。

在籍確認を回避しようとすると、収入源の確証が取れず審査落ちにつながる場合があります。貸金業者が指定する方法での在籍確認に応じることで、最短即日での融資も可能になるでしょう。

即日融資カードローンといえば大手消費者金融

大手消費者金融の特徴は、「在籍確認の電話なし」や「郵送物なし」での即日融資に対応していることです。

最短即日で借入でき、なおかつ家族や同僚にバレずに借入できるのが大手消費者金融のメリットです。初回借入の際には無利息サービスを利用でき、お得にキャッシングできるという点も注目ポイントです。

即日融資に対応しているカードローンの中でも、特にスピードに特化している大手消費者金融5社をご紹介します。

【プロミス】最短3分^※で借入可能

プロミスでは、最短3分^※で借入できるカードローンを提供しています。WEB完結申込もしくはアプリローン（カード不要）を選択することで、来店不要で手続きを完了できます。

9:00～21:00の間は、申込後にフリーコールで電話をすることで優先的に審査を受けられるようです。

申込から最短3分^※程度で審査結果の連絡があり、スムーズに契約手続きを行った場合は即日融資が可能です。インターネット振込なら原則24時間最短10秒程度で指定した口座に借入金が振り込まれます。

受付時間によっては翌日振込になる銀行がありますが、PayPay銀行は土日祝日も時間帯を問わず、受付から約10秒で振込が実施されます。PayPay銀行の口座をお持ちの方は、振込先としてPayPay銀行を指定する事で即日融資の可能性を高めることができます。

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

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【編集部で実証】プロミスへ申込～契約の流れ

【SMBCモビット】審査完了まで最短30分

SMBCモビットのカードローンは最短即日融資^※に対応しており、契約後に最短3分で振込が完了します。

申込画面の途中で簡易審査結果が表示されるので、本審査に入る前にある程度の目安を知る事ができます。本審査の際には本人確認書類の写しと、現在の収入を証明できる書類の写しを提出する必要があるので、事前に用意しておきましょう。

ローン契約機や電話からの申込も可能ですが、電話連絡や郵送物なしで借りたい方にはWEB完結申込がおすすめです。WEB申込の場合は原則として勤務先への電話確認が行われないので、誰にもバレずに審査できます。

SMBCモビットは必要書類の提出による代替確認も可としており、電話連絡に関して柔軟な対応を受けられるのが大きなメリットです。 

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【編集部で実証】SMBCモビットへ申込～契約の流れ

【アイフル】最短18分融資も可能

即日融資カードローンの中で、申込から融資実行までのスピードが最も早いのがアイフルです。大手消費者金融の最短スピードは平均30分前後ですが、アイフルは最短18分で融資可能としています。^※

電話や無人店舗での申込に対応していますが、すぐに借りたい方はWEB完結申込を選択するようにしてください。

アイフルの借入方法は、振込・スマホアプリ・提携ATMの3パターンあります。どの借入方法を選択しても、土日祝日問わず借入可能です。

振込やアプリからの借入なら1,000円単位で出金可能なので、必要な金額だけを借入できます。一部の提携コンビニや銀行は、10,000円単位での出金しかできませんのでご注意ください。 

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【編集部で実証】アイフルへ申込～契約の流れ

【レイク】Webで最短25分融資可能

レイクで即日融資を受けるなら、WEB完結申込で手続きを行う方法が最もお得です。

はじめてレイクのカードローンを利用する方は、初回契約翌日から60日間無利息で借入できるからです。無利息期間中は何度利用しても全額無利息なので、追加借入しても利息がかかりません。少額借入を希望している方は、「借入額のうち5万円まで180日間利息0円」サービスの利用もおすすめです。^※

利用対象は満20歳～70歳の安定した収入のある方で、パートやアルバイトの方も利用可能です。

レイクのカードローンは「過去に過払い請求をされたお客さまでもお申込み可能」となっており、貸付対象の幅が広い点に注目できます。 

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【編集部で実証】レイクへ申込～契約の流れ

【アコム】最短30分で借りられる

アコムは知名度と評判を兼ね備えた人気のカードローンで、即日融資に対応しています。カードレスで契約をすることで自宅への郵送物をなしにできるだけでなく、契約後すぐに振込でお金を借りることができます。

アコムの特徴は提出方法によって必要書類の数が異なることで、スマホアプリかWEBからの提出なら本人確認書類1点から承ることができます。即日融資をご希望の方は、WEB完結申込を選択することでスムーズに審査を進めることができるでしょう。

他社借入がある状態で申し込む方は、事前に「3秒診断」を行うことで審査結果の目安を知る事ができます。あくまでも簡易的な診断ですが、「借入できる可能性が高い」と分かった状態で申し込むことで、即日融資の可能性がより高まります。 

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【編集部で実証】アコムへ申込～契約の流れ

審査甘いイメージの中小消費者金融も即日融資対応

中小消費者金融は店舗数や知名度の点で大手に劣りますが、即日融資に対応している業者も存在しています。

WEB完結申込ができる中小消費者金融があれば、「来店契約の場合のみ即日融資可」としている業者もあります。急ぎで借りたい方は、申込前に即日融資の条件を確認するようにしましょう。

大手の審査に通る自信がない方や、すでに審査落ちの経験がある方は、中小カードローン会社の利用を選択肢に含めることができます。

【セントラル】全国どこでもWEBで最短当日融資

セントラルではWEB完結や自動契約機での即日融資などの、大手と遜色ないサービスを提供しています。

WEB完結申込の場合は振込キャッシング、自動契約機での申込はセントラルATMから即日で借入をスタートできます。融資スピードが早いことに加えて、初回利用の際には30日間無利息サービスも利用できます。

以下の地域にお住まいの方は無人契約機「セントラルくん」で契約することで、土日でも即日融資を受けることが可能です。

女性の方も安心して利用できるように、セントラルではカードローン「マイレディス」を取り扱っています。専用ダイヤルの受付は女性スタッフが行っているので、異性と会話をすることに抵抗がある方も気軽に申し込むことができます。

【フタバ】来店不要で最短即日振込

キャッシングのフタバは、少額を急ぎで借りたい方に向いています。即日振込対応のタイムリミットが平日16時までなので、比較的余裕を持って申し込みできるのがメリットです。

借入限度額が50万円と他社より少ない設定ですが、借りすぎる心配がないという点は安心材料になります。

利息を含む毎月の返済額は、利用金額10万円なら2,300円、20万円なら4,600円というように少額から返済できます。

フタバは他社借入が4社以内なら申込可能なので、「すでに借入があるけどもう少し借りたい」という場面で活躍するでしょう。

【いつも】WEB申込なら最短45分の即日融資

いつも（itsumo）は高知県に本社を置く中小消費者金融で、最短30分で審査が完了します。契約内容の説明が電話で行われるので、すぐに電話応対できる時間帯に申込をするようにしましょう。

申込はWEBで行い、契約書類の提出はセブンイレブン店内のマルチプリンタを利用して行います。手続きをすべてスマホで完結できるわけではないものの、自宅への郵送物を回避できるという意味で使いやすいカードローンといえます。

金利が高いので必要最低限の利用に抑えたい所ですが、急ぎでお金が必要な場面で役立ちます。なお、18時以降の申込については翌営業日の審査回答になるため、即日借入はできません。

【ベルーナノーティス】融資は最短24時間以内

ベルーナノーティスで即日融資を成功させるなら、インターネットからの申込がベストです。

公式サイトに設置されている3秒診断の利用で、申込前に借入可能かどうかのお試しキャッシング審査ができます。審査に通るかどうか不安な方は、お試し診断をしてから本申込に進むのが安心です。

振込もしくはローンカードを使って借入できますが、初回は最速スピードで借入できる振込融資の利用がおすすめです。

ベルーナノーティスは振込手数料やATM利用手数料が一切かからないので、お得にお金を借りることができます。

アプリで即日融資できるカードローン

大手消費者金融5社のカードローンはそれぞれアプリローンに対応していますが、それ以外にも即日融資ができるアプリがあれば便利ですね。

審査なしで少額融資ができるアプリはありませんが、お金を借りることができる便利なアプリは複数あります。その中から、最短即日で借入できるおすすめのアプリをご紹介します。

【ORIX MONEY】最短60分で審査回答

ORIX MONEYは、アプリ型もしくはカード発行型のいずれかを選択して申し込む形の新しいローンサービスです。アプリ型は完全カードレスなので、郵送物なしで即日融資を受けたい方に向いています。

契約後に公式アプリ「ORIX MONEY」または会員専用サイトにログインして、即時振込サービスを利用することで即日融資が可能になります。夜間や土日祝日でも手数料0円で振込融資を受けられるのがオリックスマネーのメリットです。

お金を借りる以外にもお得なサービスが用意されており、アプリの提示でレンタカーやカーシェアを会員限定の優待価格で利用できます。オリックスグループのサービスを普段から利用している方に特におすすめです。

【auPAYスマートローン】最短30分で審査完了

auPAYスマートローンは、専用アプリを使って新規借入の申込が可能です。最短30分のスピード審査^※で、契約完了後は24時間365日すぐに借りられます。

「au PAY 残高へのダイレクトチャージ」もしくは「振込融資」のいずれかの方法で借入できますが、お得なのはダイレクトチャージです。チャージしたお金でお買い物をしたら、200円(税込)ごとに1Pontaポイントを貯めることができます。

申込条件の一つに、「本人名義のau ID を持っている事」が含まれています。au IDがあれば申込時に情報が自動で反映されるため、入力項目が少なく手続きが簡単です。現時点でau IDを持っていない方は新規登録をする必要があるため、通常よりも手続きに時間がかかる事を承知の上で申し込むようにしてください。

【dスマホローン】d払い残高への借入は最短即日

dスマホローンは、NTTドコモが提供するスマホ完結のローンサービスです。平日9時から21時までの間に審査が完了した場合、契約後すぐに借入をスタートできます。土日祝日および年末年始は即日審査に対応していませんので、注意してください。

借入方法は、「d払い残高へのお借入れ」もしくは「金融機関口座へお借入れ」の2パターンからその都度選択できます。即日融資を希望している方は、手続き後すぐに入金されるd払い残高への借入がおすすめです。

口座への借入を選択した場合、受付時間によっては入金日が翌営業日になりますので、振込実施時間を事前に確認するようにして下さい。

【ファミペイローン】最短当日に審査結果の連絡あり

ファミペイローンとは、ファミマのアプリを使って1,000円単位の少額から借入できるサービスです。

即日融資に対応しているかについては明記されていませんが、最短当日中に審査結果の連絡があります^※。ファミペイ残高にチャージする方法での借入は即時反映されるので、すべての手続きがスムーズに進んだ場合は最短即日から借入できるでしょう。

日頃からファミペイアプリを使っている方は、アプリ画面で利用限度額と貸付利率を今すぐ確認できます。審査を受ける前に、どれくらい借入可能かの目安を知る事ができるのでとても便利です。

なお、ファミペイローンのアイコンがグレーになっている場合は、残念ながら申込できません。

即日融資でカードローンを利用する5つのコツ

確実に即日融資を受けるためには、スピードに特化したカードローンを選ぶことと、審査をスムーズに進めるための条件を満たすことが大切です。

具体的には、以下の5つの要素を意識して申込をすることが即日融資の成功につながります。

これらの要素がなぜ大切なのかについて、詳しく見ていきましょう。

土日も審査対応している大手消費者金融を選ぶ

「即日融資も可」としているカードローンは数多くありますが、土日祝日は審査対応していないケースがあります。

たとえば中小消費者金融の多くは土日を休業日としており、WEB申込はできますが審査結果と融資実行は翌営業日に持ち越されます。平日に申し込むのであれば問題ありませんが、土日にお金が必要になった場合はすぐにお金を借りる事ができません。

大手消費者金融5社はいずれも土日の審査に対応しています。申込フォームに記入された内容等を自動で点数化するスコアリングシステムにより、スピード審査が可能になっています。

平日の早い時間帯に申込を完了するのがベスト

「どの時間帯に申し込むか」は、当日中に借入できるかどうかを大きく左右します。審査受付終了時間の間際に申込をすると、即日で審査回答を得るのが難しくなるからです。

また、電話による在籍確認を行っているカードローンに申し込む場合、勤務先の営業時間内に審査を完了できなければ即日融資が実現しません。

カードローンの審査は具体的にどのような流れで進むのか、今一度確認してみましょう。

即日融資を実施するためには、上記の一連の流れを1日で終える必要があります。

審査が混みあっていない時間帯を選ぶことも重要になってくるので、できれば平日の午前中に申込を完了するのがベストです。

WEB申込をした後に電話で急ぎの旨を伝える

インターネットで申込をした後に電話連絡をすることで、よりスピーディーに借入できます。急ぎの融資に対応しているカードローン会社も、申込後の電話連絡を推奨しています。

電話をする事で申込が受理されたかどうか確認できるだけでなく、優先して審査を受けられる可能性があります。

書類による在籍確認を希望している方は、どのような書類が必要なのかについても電話で確認する事ができるでしょう。そうすれば、審査結果の連絡を待つ間に必要書類を用意できます。

カードローンの申込方法として最も人気なのがWEB申込で、スマホ一つで手続きが完結する利便性の高さが人気です。振込融資を希望している方は、WEBやアプリからの申込を検討できるでしょう。

すぐに現金が必要なら自動契約機で申込をする

すぐに現金が必要な方は、自動契約機を使って申し込む方法がおすすめです。自動契約機を使って申込をすると契約後すぐにカードを受け取ることができ、併設のATMからすぐに現金を引き出せるからです。

振込融資を受ける場合、受付時間によっては着金までに時間がかかる場合があります。自動契約機からの申込であれば、契約が完了してから融資を受けるまでの待ち時間がありません。

自動契約機で申し込む際の懸念点は、先客がいると利用できないことです。

ほとんどの自動契約コーナーはプライバシーを守る目的で個室スタイルになっているため、複数人が同時に利用することはできません。WEBで申込と契約手続きを行い、カード受け取りだけを自動契約機で行うという方法も検討できるでしょう。

必要書類を事前にチェックして揃えておく

初めての借入でなおかつ50万円以下であれば、本人確認書類の提出だけで即日借入できる可能性があります。

しかし、すでにカードローンを利用中の方が新たに借入をする場合、収入証明書の提出が必要になるかもしれません。

たとえばアコムでは、収入証明書による年収確認が必要なケースとして以下の点を挙げています。

新規借入の時だけでなく、増額審査の際にも収入証明書の提出が必要です。収入証明書が手元にない場合は、勤務先または市区町村役場で再発行してもらう必要があります。

各カードローンの商品説明を事前によく読み、必要書類を用意しておくなら滞りなく書類提出を行うことができるでしょう。

即日融資カードローンの審査落ちにつながる要因

もしも「即日融資審査なし」のカードローンがあるなら簡単にお金を借りられますが、実際には審査なしで利用できるカードローンはありません。そこで問題になるのが、「審査に通ることができるか」という点です。

自分次第で結果が変わる要素もあれば、現時点ではどう頑張っても審査落ちしてしまう要素もあります。

カードローンの審査申込をする前に知っておきたい注意点を取り上げます。

申込書に嘘の申告をする

年収や他社借入について事実と異なる情報を申告すると、審査の過程で内容に誤りがある事がバレてしまう事があります。

故意に嘘の申告をした訳ではなく単なる記入ミスだとしても、不信感を残す結果になりかねません。

信用できない利用者とみなされたら審査に通ることはできませんので、申込フォームの項目を一つ一つ正確に入力する事が大切です。

年収と勤務先については、収入証明書の確認や在籍確認を行うことで実際の状況が明らかになります。

信用情報に現在の借入状況がすべて登録されているため、他社借入を隠し通すことはできません。審査落ちを危惧して虚偽の申告をすると、それが原因で審査に落ちてしまう可能性があるので注意してください。

月々の収入が不安定である

月々の収入が不安定な時や、勤続年数が短いタイミングで申込をすると、審査落ちにつながるケースがあります。

カードローンでお金を借りたらそれで終わりではなく、借りたお金を毎月確実に返済する必要があります。

カードローン会社としては、「確かな返済能力を確認できる人にしかお金を貸したくない」と考えるのが普通です。それで、カードローンの申込資格として「安定した収入がある事」という条件を含めています。

収入のない学生の方や、専業主婦（主夫）の方はカードローンの申込ができません。しかし、アルバイトやパートによる収入があれば、学生や主婦の立場でもカードローンを利用できます。

正社員でなければ審査に通らないのかというと、そうではありません。雇用形態がどうかという事より、定期収入があるかどうかが重要なポイントになってきます。

総量規制オーバーの借入をしようとしている

本記事でご紹介したカードローンはすべて貸金業法に基づいた融資を行っているため、年収の3分の1以上の借入はできません。

総量規制という法律により、個人向け貸付の上限が定められているからです。総量規制を超えて貸付を行うことは違法なので、正規の業者が総量規制オーバーの融資を実行することはないのです。

緊急に必要と認められる費用については例外貸付が認められる可能性があるので、金融機関に相談できます。

信用情報に延滞や債務整理の履歴がある

信用情報機関に延滞履歴が登録されている、いわゆるブラック状態にある方は審査に通ることができません。

貸金業者の多くは、日本信用情報機構（JICC）と、シー・アイ・シー（CIC）に加盟しています。審査の際に利用される信用情報機関は共通しているため、どのカードローンに申し込んだとしても結果は同じです。

JICCの登録情報を一部抜粋すると、以下のような内容が登録されています。

延滞履歴が登録されると、向こう5年はカードローンの審査通過が難しくなります。返済が遅れそうな時には、事前にカードローン会社に連絡して対処法を相談するのが得策です。

一時的に月々の返済額を減らすなどして返済を続けることで、ブラック状態に陥るリスクを回避できるでしょう。

即日融資カードローンを探している時の注意点

カードローンの取り扱いがある金融機関は数多くあるため、「即日融資」のカードローンをピックアップするためには選択肢を絞る必要があります。

たとえば、低金利で借入できることで人気の銀行カードローンは即日融資ができないところが多いです。

急ぎで借りるのであれば、申し込んだその日から借入できる消費者金融系のカードローンを選択できます。さらに、自分が利用している銀行口座に即時振込できるか確認しておくとよいでしょう。

銀行カードローンは即日融資に対応していないところが多い

銀行カードローンの融資スピードは、最短当日に対応していないところが多いです。

また、土日の審査に対応していない銀行カードローンは、融資が翌営業日以降に持ち越される事もあります。

消費者金融カードローンは即日融資に対応しているのに、銀行カードローンはなぜ審査に時間がかかるのところが多いのでしょうか。

その理由の一つは、銀行が反社会的勢力との関係を遮断するために、申込者の情報について警察庁の暴力団情報データベースの照会を行っているからです。

信用情報の照会に加えて、警察庁データベースの照会も審査に含まれているため、銀行カードローンは融資実行までに時間がかかります。

振込融資に対応しているかを要チェック

契約後に振込で借りるには、受付時間に関わらずいつでも振り込みが実施される金融機関を利用するのがベストです。

カードローンを契約する前に、自分が利用している金融機関が即時振込に対応しているかをチェックしておきましょう。

たとえば、プロミスでは楽天銀行への振込時間は早朝や夜間の受付でも、10秒程度で実施されます。三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行は、受付の曜日や時間ごとに振込実施のタイミングが異なります。

申込から契約まで即日で完了できたのに、振込実施が翌日になってしまったら残念なことです。
楽天銀行やPayPay銀行などのネット銀行を利用できるカードローンを選択することで、即日融資の可能性を高めることがでます。

審査甘い・審査なしと謳う闇金を絶対に利用しない

「即日融資・審査甘い」という広告を打ち出している業者は、闇金以外にありません。記事の冒頭で述べたように、容易に借入できる事を過度に強調するような誇大広告を打ち出すことは法律で禁止されているからです。

お金が足りずに本当に困っている時、焦りの気持ちから正常な判断ができなくなる事があります。

しかし一度闇金からお金を借りたら、執拗な取り立てや悪質な脅迫などに苦しめられることになります。早くお金を借りたいからといって、闇金を利用する事は絶対にしないでください。

正規の貸金業者と闇金の区別がつかない時は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で正規の貸金業者として登録されているか確認できます。

即日融資カードローンについてのQ＆A

ゆうちょ銀行は即日借入に対応している？

ゆうちょには「貯金担保自動貸付け」の取り扱いがあり、担保となる定額貯金もしくは定期貯金をお持ちの方のみ利用できます。

通常貯金の現在高を超える払戻しがあった時に、自動的に貸付けが行われるという意味で即日借入に対応しています。

審査甘い即日融資カードローンの見分け方は？

中小消費者金融は大手より柔軟な審査を受けられるイメージがありますが、決して審査が甘いわけではありません。審査通過率で比較すると、大手消費者金融が中小消費者金融を上回っています。

審査が甘いかどうかは、カードローンの審査基準というよりも、申込者の属性にかかっている部分が大きいです。申込者の属性が高いなら、どのカードローンに申し込んだとしても審査を通過できるでしょう。逆に、他社借入件数が多い方や返済を遅延している方は、審査通過が難しくなります。

即日融資カードローンを利用する前に借入診断を活用することで、自分にとって借りやすいカードローンかどうかを見分ける事ができるでしょう。

在籍確認なしで即日融資できるカードローンはある？

在籍確認を行わずに即日融資できるカードローンはありませんが、電話連絡なしで借りる事は可能です。大手消費者金融カードローンは、「原則電話連絡なし」での即日融資に対応しています。

澤山 雄次

保険業に携わる前は東京で映画俳優をしていました。もらえる役は脇役でしたが、どの様に表現すれば観る人の心に響く演技が出来るのだろうか、いつも考えていました。俳優業を辞めて徳島に戻り、縁あって保険業界に入りました。お客様の保障を考える時、お客様は私たちの舞台の主役です。どうすれば真にお役に立てるだろうか。喜んでいただけるだろうか、今も昔もどうすれば「響く」のかを毎日考えながら活動しています。

＜保有資格＞
２級ファイナンシャルプランナー技能士
シニア・ライフ・コンサルタント（生命保険応用課程）
外貨建保険販売資格
変額保険販売資格
損害保険資格（基礎・自動車保険・火災保険・傷害疾病保険）
損保大学課程専門コース（法律・税務）